健康Q&Aでは、ダイエットや腰痛、関節痛などのご質問にお答えしてます。
※肥満治療は初診のみご予約をお願いします。 TEL096-361-1881
治療法
スポーツ選手にとって最大の関心事のひとつは、 捻挫や肉離れ骨折などの怪我(スポーツ障害)です。一流選手では怪我の程度や治療法で選手生命そのものも違ってきます。アマチュア選手であってもそのスポーツは本人にとってかけがえのない大事な生活の楽しみである場合は少なくありません。短い治療期間で、もとの競技レベルと同じようにスポーツ障害から回復することが、スポーツ選手にとって重要なのです。当堤整形外科クリニックでは、スポーツ選手の早期回復競技復活に最短の治療法を模索しています。また、フィジカルな面だけでなく競技へのモチベーションを保持できるようメンタルケアも含めた治療に取り組んでいます。
骨折や靭帯損傷や肉離れなどの治療には超短波骨折治療器をはじめ、低周波治療器やレーザー治療器などいろいろな理学療法を組み合わせて治療期間を短縮するように努力しています。また、治療中の固定のギプスや装は最新の物を取り入れ、固定中もなるべく練習に参加できるような配慮をしています。
成人のスポーツ障害とは異なって、成長期の青少年のスポーツ障害の治療には特別な配慮が必要です。成長期の小学生、中高学生は身長が伸びる時期です。具体的には長管骨が長くなって身長が伸びるのですが、それは骨の両端にある骨端の骨端軟骨での骨形成によっておこなわれます。骨端は、その他の骨の部位よりやや弱くて大きな外力で破損したり、転位して骨折のような状態になってしまいます。また、それほど大きな外力が加わらなくても繰り返す同じ動作で疲労骨折のように骨端がずれて痛みが生じることがあります。成長期の青少年は試合での勝敗にこだわり過ぎて、成人に比べてオーバーユーズ(使いすぎ症候群)になりやすく、回復にも時間がかかり、重大な後遺症を残すこともまれではありません。
成長期に生じやすい代表的な症状は、野球少年のピッチャーに見られるリトルリーグショルダー(上腕骨近位骨端離解症)や、サッカー、陸上競技で膝を痛めるオスグッド氏病です。その他、野球肘(離断性骨軟骨炎)、足の踵(かかと)が痛むシーバー病や、足の親指の付け根が痛むケーラー病などさまざまな成長期に特有の骨端症の治療に取り組んでいます。
超音波骨折治療法
超音波骨折治療器を導入しています。骨癒合日数が38%短縮しますのでギブスを早期にはずせます。骨折早期よりの使用可能です。
超音波骨折治療器 |
骨折部に微弱な超音波パルスを照射することによって、骨癒合が促進される |